開運五行・オヤジのひとり言
本日はいつもと趣向を変え、将棋のタイトル挑戦の最年少記録を塗り替えた藤井聡太七段と、対戦相手の渡辺明 三冠(棋王・王将・棋聖)の二人を同時に読み解いてみたいと思います。
いよいよ明日(2020年6月8日)から藤井聡太七段が渡辺明棋聖に挑戦する第91期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負が始まります。
棋聖戦5番勝負の日程は以下の通りです。
6月 壬午(みずのえうま)月
8日 壬午(みずのえうま)日
28日 壬寅(みずのえとら)日
7月 辛未(かのとひつじ)月
8日 壬子(みずのえね)日
16日 庚申(かのえさる)日
21日 乙丑(きのとうし)日
ちなみに実績なら渡辺明棋聖、勢いなら直近10戦9勝の藤井聡太七段というところでしょうか?
将棋に関しては全くのド素人の五行庵オヤジですが、藤井聡太七段と渡辺明三冠の運気を読み解き、開運五行の視点から勝敗を占ってみたいと思います。
藤井聡太七段
2002年7月19日生まれ 17歳(2020/6/7時点)
壬午(みずのえうま)年
丁未(ひのとひつじ)月
戊子(つちのえね)日
藤井聡太七段は戊の資質を持って生まれました。戊は陽の土で、山を意味します。
性格は大らかで、落ち着きがあり、少々の苦しい場面でも物怖じすることなく、どっしりと構えています。
とても辛抱強く、努力家なので、何事も結果がでるまでやり抜くことができます。
それでは、
強い戊か弱い戊かを見てみます。
日干が戊(つちのえ)の場合、月支に未(ひつじ)があれば、羊刃(ようじん)と言って、身強よりも更に強くなります。しかもこの未は上に丁(ひのと)があり火生土でかなり強い土になります。
良く出れば、富士山のように優雅にそびえ立つ山、悪く出れば、万物を寄せ付けず、遭難者がでるような極寒の冬山のようなイメージでしょうか?
それでは、藤井雄太七段の現在の運気です。
戊・羊刃(ようじん)
用神(福の神)金・水・木
忌神(貧乏神)火・土
なんと2018年から己(つちもと)の大運に入っています。己は藤井聡太七段にとっては忌神です。それで、この活躍は亥・子と流年の水の運気に助けれてのことか?特に今年の子(ね)は上に庚(かのえ)があり、金生水でかなり強い水です。もしくは月支の未(ひつじ)が貴人だからでしょうか?
もともと、羊刃の人は忌神なんて関係ないみたいな所があり、まるで何でもかき分けて進むブルドーザーのイメージ重なります。
対する渡辺明棋聖についてみていきましょう。
渡辺明三冠(棋王・王将・棋聖)
1984年4月23日生まれ 36歳(2020/6/7時点)
甲子(きのえね)年
戊辰(つちのえたつ)月
丁亥(ひのとい)日
渡辺明棋聖は丁(ひのと)の資質を持って生れました。丁は陰の火でロウソクや提灯を表します。
自分の意見が言えずストレスを溜め込みやすい半面、それが爆発すると誰にも止められない激しさも持っています。
人に教えるのが上手く、世話好きで面倒見がよいので人を導く役割りが向いています。
人に騙されやすい一面も持っています。
良くも悪くも、すぐその気になる。また、人を良い方向にも悪い方向にも導く力があります。
他が見えなくなり、歯止めが効かなくなる時があります。
知的で頭いいので、研究職にも向いています。
さあ、それでは強い丁(ひのと)か弱い丁か検証してみましょう。
最も影響力のある月支の辰(たつ)はつち土で、丁は火です。火生土で火のエネルギーを使わせて弱めます。しかも、この辰は上の戊(つちのえ)と同じ土でかなり強い土になります。日支の亥(い)と年支の子(ね)は水の五行で丁の勢いを弱めてマイナスです。唯一、年干の甲(きのえ)だけが、火を生じていますが、弱いとみて大丈夫でしょう。
身弱だと仮定しますと、2008年からの辛(かのと)と2013年からの未(ひつじ)が両方とも忌神(貧乏神)になります。丁にとっての辛は財運、未(ひつじ)は仕事運を意味します。この10年間が、はたして渡辺明棋聖にとって財運や仕事運に恵まれなかった時期といえるかどうか考えてみますとノーと言わざるをえません。という事は身弱ではなく、もっと弱い火の従格(じゅうかく)と見た方が自然かと考えられます。
丁・従格
用神(福の神)土・金・水
忌神(貧乏神)木・火
だとしたら・・・
37歳の現在は壬(みずのえ)の大運に入っていて用神です。しかも、今年は庚子(かのえね)なので、渡辺明棋聖にとって大運も流年も運気は良いという事になります。
大運が忌神に入っている藤井聡太七段と用神の渡辺明棋聖。
年運は互角として、月も見てみましょう。
今月は壬午(みずのえうま)で水と火で互角。
七月は癸未(みずのとひつじ)で水と土で渡辺明棋聖の方がやや有利か?特に第四戦、五戦は渡辺明棋聖の方に運が味方する気がします。
運気だけではなく相性も見てみましょう。
まず、羊刃の戊である藤井聡太七段にとって、丁の渡辺明棋聖は忌神なので、残念ながらあまり良い相性とは言えません。
対する渡辺明棋聖は丁の従格、戊の藤井聡太七段は用神なので、相性は良いです。もし、従格ではなく身弱であったなら相性が悪くなりますが、私の判断は従格です。
総合的に見て今回の第91期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負は藤井聡太七段が不利、運気と相性を総合判断すると渡辺明棋聖の勝利に終わるのではないかと、予測されます。
あくまでも、勝手な鑑定、勝手に開運五行オヤジの占いですので悪しからず。
最後まで、お付合いいただいた方には、心より感謝申し上げます。
お陰さまでありがとうございました。
2020年6月7日
(庚子年壬午月辛己日)