伍行庵・オヤジのひとり事
 
『癸(みずのと)の巻』

縁あって64歳の女性の運気を
誕生日から占ってみました。
 
丙申(ひのえさる)年
庚寅(まのrとら)月
癸丑(みずのとうし)日
 
出生時刻は分かりません。
この方は癸(みずのと)の性質を持っています。

癸は水の五行の陰です。
陽の水は壬(みずのえ)で 海や川を意味します。
陰である癸は、雨とか水滴を意味します。

女性が陰で男性が陽なので
癸の女性は陰の陰で女らしい人が多いです。

また、癸は十干の中でも最も陰が強いです。

動物占いで言えば
「落ち込みの激しい黒ひょう」となります 。

落ち込みの激しい黒ひょうで女性の場合は
直感力に優れ、感性の赴くままにチャンスをつかみ成功するとあります。

まさしくこの女性はその通りです。

動物占いで、はじき出された動物の性格が
すごく当たっていると感じている方も多いかと思います 。

動物占いは60干支を元に作られているので、
とても頷ける話です。

ちなみに私は「フットワークの軽いコアラ」です。
ロマンチストな努力家らしいです(笑)

干支番号で言えば4番の丁卯です。

私が学んだ陰陽五行相関学的には
次のような特徴が挙げられます

主役よりも裏方が向いている
頭がよく小賢しい一面も持っている
仕掛け人裏のプロデューサーに向いている
いろんな顔があり変化が多い
(土砂降り、小雨、霧雨、水滴)
知能犯に多い
神経質である
勉強熱心で探究心が強い
 
 
それでは運勢を見てみましょう。

本人を表す癸に最も影響を及ぼすのは
月支の寅(とら)です。寅は陽の木で、
水は木を生じるので、癸のエネルギーは弱まります。

次に影響を及ぼすのは直下の丑(うし)です。
丑は陰の土で、水を濁すので
これも癸のエネルギーを弱めます。

庚(かのえ)と申(さる)が金で水を生じますが
この癸は弱い(身弱)のではないかと仮定しました。

ここからが陰陽五行相関学の真骨頂です。

相手の女性に質問をしました。
この女性にとって火は財を意味します。
財とは文字通り金運という意味です。
 
もし、身弱だとしたら
用神は金・水・土となります
忌神は木・火です。
 
用神とは福の神のイメージで
忌神は貧乏神だとイメージしてください。

身弱と仮定すると
23歳からの丁(ひのと)と
33歳からの丙(ひのえ)の5年間は
辛いことが多かったはずです。
 
質問すると最悪だったとのこと、
これで彼女は身弱とみていいと判断しました。
 
癸(みずのと)は雨の意味がありますが、
身弱なのでイメージは小雨でしょうか?

さて、今後の運気とアドバイスですが、
なんと、63歳から5年間は
多くの仲間に恵まれ財運もいいです。

68歳からの5年間は土の五行で「官」ですから
出世というか地位、知名度があがるのでしょうか?

そして、73歳からの5年間も
財運に恵まれると予測されます。
 
アドバイスとしては
迷ったらGOで、積極的に行動するのみ。

ただし、6字の中に庚と申の
2つの金があり、我を生む金は印を意味し、
印が多いと精神的に籠ってしまう傾向があるので
積極的にアウトプットするようにお伝えしました。
 
この女性は、アウトプットの天才なので
その点は心配いらないかなとも思います。
 
今後の活躍がとても楽しみです。

自分の運気を上げるなら勝ち馬に乗れ
と聞いたことがあります。

自分の運気が悪くても
運気のいい人と付き合うと
自分の運気も引き上げてもらえる
ということです。

この方とのご縁が切れないように
こまめに連絡を取ったりして
お付き合いしていただこうと思っています(笑)
 
本日は癸の人について
拙いながらも読み解いてみました。
 
最後までお読みいただいた方には
心より感謝申し上げます。
 
おかげさまでありがとうございます。