子どもの側弯症について:原因と整体でのアプローチ
側弯症の原因と種類
子どもの側弯症は、その原因によって以下のように分類されます。
1. 特発性側弯症
原因が明確でない場合が多く、成長期(特に10~15歳頃)に急速に進行します。遺伝的要因や成長期特有のホルモン変化、筋肉の不均衡が影響していると考えられています。
2. 機能性側弯症
骨や筋肉、関節に何らかの異常があり、それに伴って発生します。脚の長さの違いや骨盤の歪みが典型的な原因です。
3. 神経筋性側弯症
脳性麻痺や筋ジストロフィーなど、神経や筋肉の疾患が関与するケースです。
側弯症の主な症状
- 肩の高さが左右で異なる。
- 肩甲骨の位置に左右差がある。
- 腰や背中が片側に盛り上がって見える。
- 背中や腰に軽い痛みや疲労感が出る。
- 重症化すると呼吸機能や内臓の圧迫が見られる場合があります。
側弯症と整体でのアプローチ
整体では、全身の調整を重視し、以下の施術アプローチを採用しています。
1. 骨盤と脊柱のバランス調整
骨盤の歪みを整えることで、背骨全体のバランスを改善します。
2. 胸椎と腰椎の柔軟性向上
硬くなった胸椎や腰椎を緩め、可動域を広げます。
3. 筋肉と筋膜の緩和
過緊張した筋肉や筋膜を緩め、バランスを整えます。
4. 姿勢と動作の指導
日常生活で正しい姿勢を保つ方法をアドバイスします。
5. 自宅でできるセルフケアの提案
簡単なストレッチやエクササイズを提案し、改善をサポートします。
側弯症のセルフケア方法
- 体側伸ばしのストレッチ: 側弯の凹んでいる側を伸ばすことで筋肉のバランスを整えます。
- キャット&カウのポーズ: 背骨の柔軟性を高め、リラクゼーション効果を得られます。
- 長座位での姿勢トレーニング: 床に座り、骨盤を立てた状態で正しい姿勢を意識します。
- 筋力トレーニング: 背中や体幹を鍛えるエクササイズを取り入れます。
側弯症と日常生活での注意点
- 長時間のスマホ操作やゲームを避ける。
- スポーツや体操で背骨や筋肉のバランスを整える。
- 成長期の定期的な姿勢チェックを行う。
まとめ
側弯症は早期発見と適切な対処が重要です。当院では、側弯症の根本的な原因にアプローチし、
全身のバランスを整える施術を行っています。日常生活でのセルフケアや姿勢指導を通じて、
お子様の健康をサポートします。お気軽にご相談ください。
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