こんにちは。からだ快福クラブ北九州の院長、林一郎です。
私はこの地で整体院を開業してから24年。
「腰痛」や「肩こり」だけでなく、「朝起きても疲れが取れない」「慢性的に体がだるい」というご相談を受けることが本当に多くなりました。
慢性疲労や朝のだるさは、病院の検査で数値が出るわけではありません。
だからこそ「気のせいでは？」と片付けられてしまうこともありますが、実際には体が発している大切なサインです。
今日は整体の立場から、その原因と改善への流れを詳しくお伝えします。
朝起きても疲れが残るのはなぜ？
「しっかり寝たはずなのに体が重い」「寝ても回復しない」という状態には、いくつかの要因が重なっています。
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睡眠の質が悪く、深い眠りに入れていない
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骨盤や背骨の歪みで呼吸が浅くなっている
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自律神経が休息モードに切り替わらない
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関節や筋肉の硬さで血流やリンパの流れが滞っている
つまり「睡眠不足」ではなく「体が休める状態になっていない」ことが本当の問題なのです。
当院で行う施術の流れ
慢性疲労や朝のだるさの改善では、体の根本から回復力を取り戻すことが重要です。
そのために、当院では次のような流れで施術を進めています。
1. 骨盤の調整
まず最初に行うのは骨盤のチェックと調整です。
骨盤は体の土台であり、前傾・後傾のバランスが崩れると背骨全体が歪み、呼吸や血流に大きく影響します。
施術では、仰向けや横向きの状態で骨盤周りの関節をやさしく揺らし、左右差を整えていきます。
強い力は使わず、関節に「正しい位置」を思い出させるように調整します。
2. 胸椎（上部背骨）の柔軟性回復
次に注目するのが胸椎、特に上部胸椎の硬さです。
ここが固まると胸が広がらず、呼吸が浅くなります。
胸椎の施術は、背中に軽い微振動を加えながら筋肉と関節を緩めます。
同時に肩甲骨の動きを引き出し、肋骨の角度を整えることで肺が広がりやすくなり、自然と呼吸が深くなります。
3. 首と頭蓋骨の調整
慢性疲労の多くは「首の緊張」と「頭の疲れ」が深く関係しています。
スマホやパソコンで長時間下を向く生活は、首の付け根を硬くしてしまいます。
当院では後頭部から首にかけてやさしい手技で調整し、頭蓋骨の動きを取り戻します。
これは脳脊髄液の流れを促し、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
「なぜか頭がスッキリする」「目が軽くなる」と感じる方も多い部分です。
4. 肩甲骨・肩周囲の緩め
肩甲骨は「疲労感」に大きく関わります。
肩甲骨周りには呼吸を助ける筋肉が多く、ここが硬いと呼吸が浅くなり、酸素不足による疲労感につながります。
施術では、肩甲骨をはがすように筋肉の付着部をゆっくり緩めます。
強く押したりせず、微細な振動で「心地よい刺激」を与えるのが特徴です。
5. 足首・膝関節の調整
意外に見落とされやすいのが下半身の関節です。
足首や膝が硬いと、歩行がスムーズに行えず、全身の血流が悪くなります。
足首の関節をやさしく回し、膝の動きを整えることで、体全体の循環が改善し、疲労物質の排出がスムーズになります。
6. 最後に全身をつなげる調整
骨盤から背骨、首、肩甲骨、足首と一通り緩めたら、最後に全身を一つにつなげる調整を行います。
これにより、体全体のバランスがまとまり、自然に「楽に立てる・歩ける」感覚が戻ってきます。
生活習慣へのアドバイス
施術だけではなく、生活の中でできる工夫も大切です。
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椅子に座るときは坐骨で座る
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枕は首を支える高さに調整する
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寝る前のスマホを控え、照明を落とす
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深い呼吸を意識して行う
こうした日常の工夫と整体施術を組み合わせることで、朝のだるさは確実に軽くなっていきます。
慢性疲労は「体の悲鳴」
疲れやだるさは「気のせい」ではなく、体からの大切なメッセージです。
「年齢のせいだから仕方ない」と思う前に、体の声に耳を傾けてほしいのです。
整体で体を整え、自律神経と血流を回復させれば、本来の回復力が働き始めます。
その先には「朝のスッキリした目覚め」「日中の軽い体」が待っています。
最後に
からだ快福クラブ北九州では、開業24年の経験をもとに、一人ひとりの体の状態を丁寧に見極め、やさしく根本から整えていきます。
慢性疲労や朝のだるさで悩む方にとって、整体はただの「疲れを取る方法」ではありません。
体の歪みを正し、自律神経を整え、再び自分の力で元気を取り戻すためのきっかけになります。
どうぞ安心して、私にご相談ください。
あなたが笑顔で朝を迎えられるよう、真剣にお手伝いさせていただきます。
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